タコノアシ、ツルボ、キンミズヒキ

 タコノアシが開花しました😊

 

蓮池では絶滅していると見られていたタコノアシですが、去年芽を発見して保護、

岸辺の数か所で順調に生育しています。

一見地味ですが、花に気品があります。

残念ながら第1蓮池の土手は立ち入り禁止なので、近くで見ていただくことができませんが、

大庭遊水地なら遊歩道からじっくりと観察することができますよ!

昔はタコノアシの大群生地だったそうですが、近年ではほとんど見られないまでに減少。

関係者の方々の保護活動が実り、先日見に行きましたところ、かなりの数が復活していました。

本当に良かったですね(^^♪



少しずつ秋が感じられる日も出てきました。

初秋に咲き出すツルボが、早くも一輪開花。




キンミズヒキも咲き出しました。



第2蓮池のはじっこではヒキオコシ。



蓮池のシンテッポウユリはいつも変な場所で咲きます。



虫たちとの出会いもとても楽しい。

よく見かけるクロアゲハが目の前に止まってくれました。

光の具合や角度によって、藍のようなきれいな色合いにも見えるんですね。



ギンヤンマの身体は色鮮やかでカッコいいです。

飛んでいるところは私には撮れませんが、交尾中なら何とか。

オスの水色が効いてます。



ショックなこともありました。

ガガブタの葉が一つを残してすべて摘まれていたのです。


ガガブタは葉がないと花は咲きません。

とても人気があって、毎日花を楽しみにしていた人がたくさんいらっしゃったのに😢

動物のしわざの可能性も無いわけではないのですが、

「入らないでください」の看板がかかっているロープも切れていて、

ミソハギが抜かれたり切られたりもしていたので、恐らく人間。


残された一枚の葉にまだ花芽がありましたから、またふわふわした可愛い花を咲かせてほしいです!





第2広場にカルガモがやってきました。

先頭は羽根折れさん。

後に続くカルガモは、羽根の模様がよく見えないけどチビの彼女っぽい。

この二羽はメス同志で仲が良いのです。

そういえばチビの姿をしばらく見かけないけれど、どこにいるのでしょう。

人に聞くと、最近は蓮の中を泳いでいることが多いとか。

外から新入りのカルガモも渡ってきているので、いろいろとカモ事情がおありのようです。

 

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