アキノエノコログサ、センニンソウ、シジミチョウ

夏が終わっていきます。

まだ暑い日が多いものの、第1蓮池の土手ではイネ科の植物が次々と実を結んでおり、

初秋の風景に塗り替わりつつあります。

こちらはアキノエノコログサです。

初夏から穂を出しているエノコログサより大きい種類です。

同じ場所に生えているメヒシバも光を求めて負けじと伸びています。



時間を作っては、せっせと抜いているヨーロッパ地中海地域原産のセイバンモロコシ。

穂に赤味があるのが目印です。

蓮池では数年かけて抜いてきているのでだいぶ減ってきました。

この空いたスペースにどんな植物が陣取ってくるのかが楽しみの一つでもあります。


タコノアシもますます花開いてきれいです。

まさにタコの足を連想させる形になってきました。



ツユクサはもう終わりかけですが、こんな空色の花が咲いていました。(ぼけていますが。)


今年はコミカンソウが爆発的に増えました。

去年までは外来種のナガエコミカンソウに負けていたので保護してあげたらこの通りです。

この後、少し間引きしました。

ちなみにこちらがナガエコミカンソウです。

コミカンソウよりだいぶ大柄です。


楽しみにしていたセンニンソウが咲き始めました。


土手ではシロバナサクラタデとの美の競演。

センニンソウはクレマチスの原種の一つです。

クレマチスは人気があり、交配、交配で数えきれないほどの種類が売られ、

その上、交雑も多くてもうどうなっていることやら。

園芸種より地味ですが、ぜひ原種の魅力を味わってほしいです。



センニンソウの近くにムラサキシジミがいました。

羽を開くと青紫色がとても素敵なのですが、飛んでいる蝶々は私のカメラでは無理。

10分近くねばってみましたがだめでした😢


他にも交尾中のヤマトシジミや、

ミノムシも。

蓮池では虫が増えており、中でもハチの仲間が増えている印象があります。

スズメバチもやってきていますのでどうぞお気をつけください。



~お知らせ~

拡張工事が無事に終了しました!

検査が入ってからのオープンになります。


もうすぐカルガモたちが岸辺で休む姿が見られますね!

最近は外から渡ってきたカルガモが加わり、10羽くらいで群れになっています。


私が近づいたため池に逃げ出すカルガモたち↓

群れの中には羽根折れさんやチビたちが混じっています。

さすがに蓮池の主たち、慌てず堂々としていましたよ😊


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