秋の花の終わり、セイタカアワダチソウ

12月、冬の到来です。

そろそろ蓮池の年越しを視野に作業を進めていきます。


第2蓮池に群生するイヌタデ。

今年も小道を赤く彩ってくれました。

さびしいけれど、枯れたものから順に抜いていきます。

場所によってはミゾソバやイヌタデが生き生きと咲いているところも。

まだ花を求めている虫たちのために残しておきます。

ヤマトシジミはたくさん飛んでいるものの、よく見ると羽がボロボロ。

冬の到来とともに多くの虫が姿を見せなくなっていきます。


今年に出現した謎のヒメジソが見事な枯れ具合に。

 一部が草もみじになっていました!

きれいな発色です。

このヒメジソ、だいぶタネを落としましたが、来年はどうなりますでしょうか。


第1蓮池のセイタカアワダチソウの綿毛が泡立ちはじめました。

空き地で見かけるセイタカアワダチソウは2メートルくらいの高さのものが多いけれど、

蓮池ではこのように50cm程度。

もしかしたら自家中毒のせいかも。

セイタカアワダチソウは強いアレロパシーを持つことが知られているのですが、

(アレロパシーとは他の植物を阻害する物質を根から放出する作用のこと)

他の野草を追い払い、自分だけしかいなくなると、その物質によって自らの成長を妨げてしまうと

言われているのです。

来年もこの場所で観察を続けてみようと思っています。



枯れたものばかり続いたので、現在蓮池で咲いている花もご紹介します。

枯れ野にすがすがしい黄色の花、ノゲシ。

季節はずれのタカサゴユリ


まだ咲き続けているセンニンソウ

目が癒されました😊


隣のグランドに顔の黄色いハクセキレイが。

人に聞いたところ幼鳥らしいです。

無事にアカトンボを捕獲。



おなじみのアオサギ。


カルガモの羽繕い

一羽がやり出すと伝染するみたい。


花や虫のニュースが厳しくなる分、鳥の撮影を頑張ってみまーす!


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