ネルコネコ

潮風と光に包まれた海辺の街、湘南鵠沼から 
     -食の情報配信ー

 

 

 

はじめまして

 

ネルコネコでは、暮らしの土台である「食」について

素人ならではの目線で、掘り下げていきたいと考えております。

記事や講演で見聞きした食糧事情を、時間のあるときに少しずつ

載せていきますので、広くご覧いただけるとうれしいです。

 

また、「昔野菜」の復活への願いを込めて、めずらしい野菜をたくさんご紹介しております。

多くは、神奈川県産で、湘南地域で買える野菜を選んでおります。

他にも「地産地消」にかなった食材も随時UPしていきますので、どうぞご参考にしてください。

 

 

ごく簡単にですが、現在の野菜の状況を、下の方に載せました。

まずお読みくださると、このサイトの趣旨がわかって頂けるかと思います。

 

追伸

ネルコネコに訪れてくれた方と、情報の共有をしたいと考えています。

なにか良い情報、ご質問などございましたら、下記アドレスまでご連絡くださいませ。


メールアドレス popu@cat.zaq.jp 

 

 


 

昔の野菜のほうが味が濃かったな、美味しかったな、とおっしゃる方にお会いしたことは

ありませんか?

それもそのはず!なんです。

昔は、旬のもの、地のものを食べることが当たり前だったこともありますが、

そもそもタネが違っていたのです。

 

野菜のタネを大まかに分類してみますね。

 

固定種

 作の良い株を選び、種を取ることを何代も繰り返し、形や味などを固定した品種

 

在来種

 固定種のなかでも、特に古い時代からその土地の農家などで種を取り、受け継がれてきたもの

 

F1種
 種苗会社が遠い系統または違う品種の野菜を人為的に交配した雑種の一代目
 種は取りません。現在は雄性不稔というおしべに異常のある株を利用する技術が主流
 (難しいので改めてご説明します)

 

GMO(遺伝子組み換え作物)
 ある生物から遺伝子を取り出し、農作物の細胞の核へ導入し、 目的の品種にする遺伝子操作された作物 

 

 

1950年代頃までは、固定種、在来種の野菜しかありませんでした。

ところが、高度経済成長期以降、効率を重点に置いて改良されたF1種が台頭し、

現在では市場のほとんどはF1種で占められています。

例えば、湘南近辺で大根を買いに行きますと、F1種である青首大根1種類しかありません。

大根は、古事記にも登場していたほど歴史が古く、江戸時代には200種類以上もありました。

四季があることや、南北にわたる細長い島であることから、風土に適応した様々な大根が誕生したのです。

漬物文化が、旺盛な品種改良を後押ししていた部分もあったと言われています。


ところが、1974年にF1種の青首大根が発表されますと、あっという間に全国に流通することになります

四元交配という4系統を掛け合わせた「耐病総太り」という品種は、成長が早い、ス入りが遅い、

甘いなどの特徴で農家に喜ばれ、今まで栽培されてきた大根は、市場から次々に姿を消していきました。

現在は、別のF1種の青首大根が主流になっているとのことです。(野口種苗様サイトより抜粋)

このように、大根だけではなく様々な野菜が F1種に置き換えられていったのです。


また、日本の野菜のタネ、ほとんどが海外で生産、採種されています。

タネの国内自給率は、なんと10%!

タネをお持ちでしたら、原産国を確認してみください。


さらに、遺伝子組み換え作物(GMO)の問題もあります。

日本は世界でも有数のGMOの輸入大国なんですが、表示義務がゆるいために、

ほとんどの方が事実を知らないまま食べています。

油や加工食品、家畜の飼料などいろいろありますが、子供が食べるお菓子やジュースにも

ずいぶん使われているなといつも思っています。

すでに国内で、GMOの試験的な生産も行われていますし、

将来、市場がF1種からGMOに塗り替えられるようになったらどうしましょうか。


このように、現在の飽食の日本は、科学の力、他国の力があってこそ成り立っている状況です。

 

ほんの触りの話でしたが、食の世界が様変わりしている様子は感じていただけたでしょうか。

時間のある時に、もう少し詳しいことを載せていくつもりです。

 

何はともあれ、まずは在来種や固定種の野菜を食べてみませんか

とても美味しいですし、味の濃いものが多く、調味料がごくわずかで済むようになりますよ!


実際に湘南地域で入手できたものを載せてありますので、ぜひご覧ください。

 

画像、文章の引用を、野口種苗様のご了解を得まして載せております