ヨシの穂、タマスダレ、ハマスゲ

 

まだまだ蒸し暑い日がありますが、少しずつ秋めいてきました。

秋はちょっともの悲しくなる季節です。

夏の思い出(あったっけ?)が遠のくような寂しい気持ちがします。

今年はセミの鳴き声が少なかったですね。

長雨が続いて地上に出てこられなかったのかもしれません。

ツクツクボウシはまだ鳴き声が聞こえてきます。

 

 

ヨシの穂が出始めました(^^♪

 

きれいな緑色です。

住宅街でヨシ原が見られるのは、めずらしいのではないでしょうか。


 

 

秋を知らせてくれるタマスダレもあちこちで咲いています。

 

実際は7月頃にぽつぽつと咲き始めていましたが、やはり見頃は秋に入ってからです。

南米原産なのにタマスダレという和名のおかげか親しみやすいですね。

 

 

今週はハマスゲを抜く作業に没頭しました。

第2広場にいつのまにか群生していてビックリ!

 

原因はメヒシバなどの野草を熱心に抜いてきた効果が現れ、勢力図が変わり、

ハマスゲが台頭してきた、というわけなんです。

この入れ替わりが年々少しずつ、、、ではなく、いきなり来ることが多いのです。

 

このハマスゲは地下茎でつながっていて、茎が肥大化した塊茎(かいけい)と呼ばれる

お芋のようなものを取り除かないと、そこからいくらでも出てきてしまうんです。

丁寧に抜いたつもりでしたが、翌日には一面に芽が出ていて驚きました!

まあ、地道にやっていくほかありません、、、。

ハマスゲの大群を抜いていると、小さなシロツメクサやトキワハゼの芽が見つかるので、

その都度、土に戻してやります。

 

シロツメクサはカルガモさんの大好物なのですが、今年はかなり食べつくされてしまったので、

一つの芽も無駄には出来ないんです。

 

カルガモさんのある日の食事風景。

 

刈りとった草の上をせわしなく登ったり下りたり。

何を食べているんでしょうね。

でも、この後「なんかちょうだい」とみんなが寄ってきたので、お腹一杯にはならなかったみたい。

頑張って自力で生きていってね。

 

可愛い寝顔だけど、もうちょっと警戒してほしい、、、。

 

 

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