セリの花、ダイコンソウ、セイタカアワダチソウ、トンボの勉強

 

セリの花が咲きはじめました!

 

大好きなセリの花。1年間、開花を待っていました。

セリはだいぶ過保護にしてきましたから、年々増えているんですよ。


本によると、セリの名前は秋に節から新苗がたくさん出て競り合っている様子から

つけられたと書いてありました。(日本の野草 山と渓谷社から引用)

そういえば私もその様子に目を留めていました。

探しましたら、去年の晩秋に撮影した画像がありました。

節から芽が出て伸び始めた頃です↓


野草が枯れて茶色の世界に入っていく時期に、セリだけがずいぶんと忙しそうでした。

可憐で清楚な花の姿をしていながら、実はパワフルな野草なのです。

ぜひ秋になったら観察してみてください。

 


第2蓮池では、ダイコンソウが開花しています。


4月のはす池ニュースで、藤沢に自生していたダイコンソウの苗を頂いた話をしましたが、

第2蓮池の周りに何カ所か植えたものが、すべてうまく育っています。

無事に花も咲き、正式に蓮池の仲間となりました(^^♪

この花の知識はないのですが、調べましたら花の後はひっつき虫になるらしいですね。
(ひっつき虫:花のあとの果実が人間や動物にひっつきやすい形をしていることを言います。俗称です。)


蓮池にはひっつき虫の植物は何種類かありますが、確実に増えますので、楽しみな反面、
手入れは必要となってきますね。

 


今週は、第1蓮池に生えるセイカタアワダチソウを抜く作業を行っていました。

セイタカアワダチソウは、秋にあざやかな黄色い花を咲かせる北アメリカ原産の野草です。

 

この先、夏にかけてどんどん背が高くなっていきます。

こんなに群生している場所も↓

 

こうなると他の植物が入り込めなくなってしまうのです。

この強さは、各地の植物の生態系をかなり変えてきたのだろうなと想像できます。

ただ昔に騒がれていた時期よりは問題視されておらず、いろいろな要因で衰退していくケースも

あるようです。

蓮池のセイタカアワアダチソウはまだまだ元気一杯ですので、抑えていかなくてはなりません。

この花の蜜は蜂などの益虫に好まれますので、当分は間引きする方法や、

グラウンド側に残してみることで様子を見てみますね。


 

【虫のお勉強コーナー】

このコーナーは、虫に詳しい人はイライラするので読まない方がよろしいかと思います。

今週、第1蓮池で撮影したこのトンボ。

名前は何でしょう?

 

シオカラトンボ!

ブー、不正解!

 

正解はオオシオカラトンボでした。

シオカラトンボは青い目をしていますが、このトンボは黒っぽい目をしていますよね。

私は少し前まで、この手のトンボはみんなシオカラトンボだと思っていました😢

他にも似たものに、シオヤトンボ、コフキトンボなど紛らわしいのがあるみたいで、、、。

 

もしかしてかなりレベルの低い話をしているのではないかとも思いますが、

きっと同レベルのかたも多いと信じて載せてみました。

ご参考までに。

 

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