ヨシの穂、ムカゴ、ガガブタ、子ガラスの旅立ち

 

ヨシの穂の出だしは、最初はうすい緑色をしています。


少しずつ色が変わっていきますから、その変化も楽しみの一つです。

この画像は週の初めに撮影したものですが、その後はずっと肌寒く、

すっきりとしないお天気が続いています。

セミたちはどうしているのでしょうか。

ごくたまに短い鳴き声が聞こえる時があります、、、。



ヘクソカズラがすっかり実を付け始めています。


 

同じ場所に絡んでいるヤマノイモは、ムカゴを付けていました。


ヤマノイモに出来るムカゴは、八百屋さんで売られているあのムカゴです。

ムカゴごはん、フライドムカゴ、塩茹でなど、ムカゴは美味しい食材になります。

 



第1蓮池の土手は、たくさんの草がひしめきあっていてにぎやか。

こちらはメヒシバです。


この群生っぷりはお見事!

さすがメヒシバ。

芝生の管理上、目の敵にしているメヒシバですが、夏草や秋草の風情が好きなので、

こういった土手に生えている分には気になりません。

でもあまりに勢力を広げすぎているので、来年以降のために間引きする予定です。


キンエノコロも穂を出していますよ(^^♪


緑色のエノコログサ(別名ネコジャラシ)もいいですが、キンエノコロは

太陽の光が当たると別世界のように輝くのです。

撮影した日は、小雨の降るくもり空でしたが、わずかな光も受けて輝きます。


今期は夏の草刈りをしていないので、いろいろな植物を調べるのに

絶好のチャンスです。



第2蓮池のロープが新調されました!

 

今は真っ白ですが、じきに茶色に汚れていくことでしょう。

美しく張っていただいたのは良いとして、

ぎょっ!ミゾソバが刈られている~。


このように花のラインを決めて整えてきたというのに~。


踏まれる覚悟はしていましたが、まさかの展開。

でも善意で刈ってくださったようですので仕方ありません。


雑草に見えるか否か、、、人によって違うことがやっかいな問題なのです。

雑草の定義はあって無いようなもの。

どんな草にも平等に存在意義があって当然なのですが、

一般には人間から見て役に立たない、邪魔である草を雑草と呼んでいます。

(生物学的にはタネが毎年発芽せず休眠するなど、雑草性のある草のことを言います。)


ミゾソバの花は虫を呼び、実は小鳥たちがついばみ、可憐な花は人々の目を楽しませる点で、

かなりの有用植物でありますから、蓮池にとって雑草ではないと思っています。

とにかく仕切り直しを急がねば!

 

 

第2蓮池のはじっこでは、池に木箱を設置してガガブタを育てています。

越冬させて株を強くしたつもりでしたが、

新芽の頃、何者かにガジガジ食べられてついに全滅寸前に。

先日点検しましたら、底が抜けて出入り自由の状態だった😢

いろいろと忙しくて木箱のチェックを怠っていました。

しょうがないのでプラスチックの箱を中に入れて、うちの人工池で育った

ガガブタをお裾分けしておきました。

 

一夜にして葉が食べられていましたが、

 

無事に開花 ↓


フワフワした可愛いお花です。

しかし、大きな食べ跡。

一体、誰なんだ~!

もし葉っぱを食べている何者かを見つけましたら、ぜひ教えてください!


 


この夏、蓮池生まれの3羽の子ガラスたちはうるさかった。

でも8月に入ってしばらく経った頃から、見かけることがなくなりました。

来ている可能性もありますが、兄弟でにぎやかに遊んでいる光景は見ていません。


似ているカラスが来ていると、観察してしまいます。

 


口の中が見えないので、子ガラスかどうかわからない。

カラスの独立する時期は8月頃らしいので、順調にいきましたね。

3羽生き残れるのもラッキーで、独立後も最初の冬に生き残れるかが試練だとか。

(参考:カラスの教科書 松原始著)


カラス好きになれたのは、蓮池生まれの子ガラスたちのおかげです。

いなくなったとたんに蓮池が静かになりました。

 

 

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