ヒガンバナの悲劇、風船カズラ、キアゲハ、コサギ

 

9月も終わりますね。

台風の被害もなく、穏やかに過ごせていることにほっとしています。

 

秋のお彼岸の頃に咲くと言われるヒガンバナ。

予定通りに第2蓮池のベンチ裏に咲きました!

1年間楽しみに開花を待ちわびていたのです。

 

写真:YH

 

それが、、、。

月曜日に開花したのですが、何とその日の午後には花をちょん切られていて、

更に火曜日にはこのような状態に。

 

そして、水曜日の午前中にこれ以上いたずらされないように札を差しておいたのですが、

木曜日の朝には更にこのような状態に、、、。

 

全滅か?

かろうじて少し離れたところに一つ芽が残っていました!

とりあえず良かった。

 

小さな子供が摘んでいて、そばに親御さんもいたという話を聞きました。

ヒガンバナを摘むと縁起が悪いと言われたことはないんでしょうか?

実際はそんなことはないと思いますが、あまり雰囲気的に摘むものではありませんし、

第一、花数が少なすぎるので、摘むのをためらってほしいんですよね。

親御さんから教育しなければならないのだろうか、、、。


近くに植えた二輪草の苗も札が倒れていたので、もしや?と思ったらやはり無くなっていました。

まさに二重苦、、、。

 


次の話題に行きましょう、もう。

 


第2蓮池のフェンス際に、風船カズラが咲いているのに気付いた方はいらっしゃるでしょうか。

 

このフェンスには、毎年コヒルガオ(画像に見えるピンクの花)が絡みつくのですが、

今年は、そこに風船カズラが仲間入りしました。

ボランティアのメンバーで植え付けた覚えがないのに不思議です。

調べましたら原産地は北米南部らしいです。

小さな白い花が咲いたあとに紙風船のような実が出来ます。

ちょっと面白そうなので、そのままにして様子を見たいと思います。

来年爆発的に増えてしまうと怖いのですけれど。

 

 

今年はキアゲハをよく見かけます。

 

キアゲハの幼虫はセリ科が食草ですので、蓮池全体にセリを増やしていることから、

個体数も増えているようです。

まさにイモ虫の姿で、子供達の眼に止まりやすく、

次々と捕らわれてしまっています。

3匹の幼虫がいて全部とっていいか聞かれ、う~ん、1匹は残してあげて、、、と言ってみたり。

かわいそうだな、とは思いますが、あまりキアゲハの幼虫が増えすぎても、

セリの葉を丸裸にしてしまいますので、バランスは取れているのかも、、、。

 

最近はカルガモ達が減っていますね。

まだ餌付けをする方は現れるので、何か理由があって他へ渡ったり戻ったりしているようです。

その代わり、久しぶりにコサギが来て池を見おろしていました。

 

群れていないせいか、かっこいいですね。

今年の冬はどんな鳥が渡ってきてくれるか楽しみに待ってます。

 

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