サクラ散る、ヨモギのお話

 

薄桃色に包まれた蓮池の風景もそろそろ終わりを迎えます。

名残惜しいですね。

こちらは4月4日(土)の桜小路公園です↓



この辺りが開花のピークだったのかもしれませんね。





蓮池に集まるカメラマンの方に写真を頂きましたよ!

こちらは晴れやかな満開時の写真。


写真:YH



続いて河津桜(カワヅザクラ)の枝に止まるカワセミ。


写真:YH

よく止まってくれました。パチパチ。



さすが、華やかさでは桜が一番ですね。

人間社会はいろいろと大変な時期ですが、動物や草木は自然の流れに沿って粛々と生きるだけです。

来年の桜咲く頃、日本はどのような社会になっていますでしょうかね。





がらっと雰囲気が変わりますが、こちらの草は何だかお分かりでしょうか?


正解はヨモギです。

ヨモギの姿をご存じない方って、意外に多いんですよね。

蓮池のボランティアをやり始めた頃、ヨモギを知らない方に遭遇して

ぎょっと驚いたものですが、今ではすっかり慣れてしまいました。


草餅として有名なヨモギですが、普通に料理に使えるのをご存じでしょうか?

新芽を摘んで洗ってから、沸騰させた湯に塩を入れまして、1~2分すこしくたっとするまで

茹でてから、少し水にさらします。

今の時期ですと、柔らかくてアクも少ないのでこの方法で十分行けます。

もう少し成長すると、重曹を使ったり、水にさらす時間を長くしていきます。

問題は、食感なんです。

繊維が密ですから、どうしても口ざわりが悪いので、繊維を断ち切るように刻んでから

使うと良いですよ。

胡麻和え、マヨネーズをかける、お浸し、ご飯に混ぜる、汁物など何にでも使えます。

少しくせはありますので、最初は胡麻和えのような濃い味付けにしてみるといいと思います。



蓮池で、もさもさ生えている場所は、第1蓮池の柵沿い、ロープ沿いです。

柵内に入るのは、一応ご遠慮していただきたいのですが、

手を伸ばせば摘めます!

今が一番おいしい時ですので、一度お試しくださいませ。

 

 

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