春の別れ オオバン

第2蓮池に住み着いていたオオバンがとうとう飛び立ってしまったようです。

先週木曜日のはす池ニュースに、オオバンがいつまでも一羽でいるので心配だと

書いたばかりでしたが、翌日の午前中に蓮池に行ってみるといなくなっていました。

夕方まではいたと聞いているので、夜もしくは朝方に飛び立ったと思われます。



私は、夜中にオオバンのことを思いながら、はす池ニュースを書いていて、

ちょうどその頃、オオバンは蓮池を飛び立った。

通じてる、、、。

勝手に想像をふくらませます。



真相はですね、恐らくヨシ刈りに続き、ハスの枯草を取り除いたばかりで、

隠れるところがなくなってしまったことが原因でしょうね。

新芽を迎えるために必要な作業なので、しょうがないことですが、

野生の本能としては、身の危険を感じたのかもしれません。

折れた柳の枝の下に身を置いているところを見て、そう思いました。


それと、もう繁殖の時期ですから、そろそろ行くベ、といった感じでしょうか。





オオバンが渡り鳥か留鳥(りゅうちょう)かわからなかったので、野鳥の会に問い合わせてみました!

やはり、調査対象になっていないため、はっきりとはわからないそうです。

本来は渡り鳥で、北方のロシアや中国などで繁殖し、秋に南下してくるらしいですが、

最近では、日本の同じ地域で繁殖、越冬をするオオバンも結構出てきているようです。

世界中で生息地が広がっているそうですね。



でも、一羽きりで、ずっと同じ場所で越冬するのはめずらしいですね~と言われました。

やっぱり変わった子だったんですね。

一体どこに行ったのでしょう。

案外、近くに移動していたりして。

もし北方の遠いところに渡った場合は、真夜中に星座を目安にして出発するそうですよ。

泣けてきます。

しばらくはオオバンロスが続きそうです。





無事を祈っています。

 

 

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