誠蓮、キキョウ、ノシラン、ミズキンバイ

 

今週は暑い日が続きました。

蓮池一帯で一番涼しい場所は、やはり第2蓮池のベンチあたりでしょうか。

池の風景を眺めながら、くつろいでいる方が結構いらっしゃいます。


第2蓮池の誠蓮。


7月中旬には見頃が過ぎましたが、まだ花芽が上がってきています。

今年はアブラムシの除去に力を入れたので、のびのびと健康的に花が咲きました。

第1蓮池の舞姫蓮と共に、たくさんの方々が素敵な写真を撮影していますので、

その内に、ぜひご紹介したいと思っております。




今週はメンバーと手分けをして、低木の刈込を行いました。

こんなふうにぼさぼさしていました。


ツツジやサツキは7月以降に刈りこむと花芽を落としてしまうので、

6月までには刈込をしてもらいたかったのですが、

業者さんも他の公園の仕事が混んでいると、なかなか希望通りにはいきません。

その代わり、私たちが行った分の浮いた刈込費用は、中木、高木の剪定に回していただけることになりましたので、

かえって良い結果となりました。


つつじの刈込中、かたつむりを見つけましたよ😊

 

昔は梅雨の時期にはあちこちにかたつむりがいたものですが、

近頃はめっきり数が減ったように思います。

私の子供時代は、かたつむりは人気者。

一方、なめくじに対しては塩をかけて縮めるという遊びがはやっていました😢



大切にしているキキョウが一輪咲きました。

 

場所は内緒です♡

お好きな方はどうぞ探してみてください。(すでに散っていたらごめんなさい。)



それと第2蓮池のはじっこにはノシラン。


地味ですが素敵な花です。

去年はこの花を見過ごしていましたが、そういえば瑠璃色の果実が見事だったのは

覚えています。

どうぞ冬場の果実も楽しみにしていてください。


近くでは、コムラサキらしき姿を発見しました。

 

鳥がタネを運んできたのか、または、この辺のヤブを手入れしましたので、

今まで隠れていただけなのか、思わぬ宝物が現れてくれました!

 


第1蓮池では絶滅危惧種のミズキンバイの花が咲きましたよ😊


春に藤沢めだかを守る会の代表の方から頂いたものです。

元は、自然調査の方が長後で採取したものを譲り受けたそうですよ。


そっくりなものにオオバナミズキンバイという外来種がありまして、

それは手を付けられないほど繁殖することで各地で問題になっているんです。

頑健なヨシまでも駆逐すると言われているんですよ~!!

そのイメージがあるものですから、一応安全を期して、仕切りのある場所に植えつけてあります。

この場所です↓

 

よく観察しておいて、万が一、オオバナミズキンバイが侵入した時に

違いを見抜けるようにしておきたいと思います。



<虫のお勉強コーナー>

水辺は本当に虫が多い。

ご一緒に虫の知識を増やしましょう!

 

第2蓮池のはじっこの草むらで、美しい網を張っているクモを発見。


名前を調べるのに時間がかかりそうだと思っていましたら、

すんなり我が家の小学生用昆虫図鑑で判明しました(^^♪


ナガコガネグモの幼体、らしいです。


白い網目模様の部分は「かくれ帯」と言われ、

帯に身を隠して虫を仕留めると考えられていましたが、

現在ではいろいろな説があるため、白帯(はくたい)と呼ぶようになっているそうです。


つくづく、この白帯の素敵な模様に見とれてしまいます。

成体になると、このジグザグ模様は縦に細い形になるそうですよ。

なぜ変える? なぜジグザグなのかな?

なぜなぜ?

不思議だなあ。

 

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