ミゾソバその後、野菊、タコノアシ、カラス

 

ミゾソバの花が日に日に増えています。


たくさんの虫がやってくるので、花と虫の両方の観賞が出来てしまいますよ(^^♪

 

今年は第1蓮池の岸辺でも見かけました。


元々あったのか、私の足が運んだのか、鳥さんたちが運んだのか?

 


こちらは数えきれないくらい花を付けた野菊。


我が家の庭から2株ほど移植しただけなのに、ここまでになるとは。

可愛いけれど、元は園芸店で購入した株で素性がわからない。

残念ですが庭に里帰りしてもらい、藤沢自生のカントウヨメナに

置き換えていく予定です。



セセリチョウは可愛い顔をしています。


おめめが大きくて額(?)が広くて、ネズミやウサギのように見えるときもあるのです。

 

さかさまのセセリチョウは抜群の可愛さ。


いずれも写真が悪くて、うまく伝わりそうもない。



今週は第2広場を手動の機械で草刈りしました。


この広場には野芝がほとんどない状態だったのですが、今では敷地の3分の2ほどを

覆うまでに育ってくれました。

こうなるまでに4年ほどかかっています。

小さくて愛らしい野草が咲く場所なので、芝と混在させるよう手入れをしています。

 


 

第1蓮池の土手ではセイタカアワダチソウが開花中。


私はこの明るいレモンイエロー色と、菊のような匂いが大好きで、

刈り取った花はドライフラワーにして部屋にぶらさげております。

ただ、この繁殖力はすごいですね。

地下茎が非常に発達しており、地中でつながっているのです。

今のところ土手の2カ所をメインに残し、あとは見つけ次第、根から抜いていますが、

あとからあとから出てきている状態です。

でもこの土手には花が少ないので、益虫を増やすためにセイタカアワダチソウに

活躍してもらっているところです。



以前、藤沢メダカの学校をつくる会のリーダーに大庭自生のタコノアシを分けて頂きましたが、

現在はこのように育っています↓


絶滅危惧種でとっても貴重なので場所は明記しませんが、

あまりいい状態ではなく、少し心配をしておりました。

そんななか、先週に、第1蓮池の岸辺でタコノアシを発見したんです!!!

蓮池に古くから自生してきた正真正銘のタコノアシですよ。


お分かりになりますか? 中央にあります。

周囲の草はシロバナサクラタデです。

よくぞ見つけたと自分で自分をほめました!

本来はもっと背が高くなる草ですが、他の植物で覆われていたので成長しなかったようです。

蓮池にタコノアシが存在するとわかってから岸辺を探すと、あら不思議。

別の岸辺に簡単にもう一株見つかりました!

本当にうれしいです😊


昨日、藤沢メダカの学校をつくる会のリーダーに実際に見ていただいたところ、

確かにタコノアシだと喜んでいただけました。

大庭で群生していたタコノアシは、もう今では見かけることがないそうですから、

蓮池で増やして大庭に植え付けに行かないといけませんね。


その日は、なんと仕切りのある放流区の岸辺でもタコノアシを見つけたんですよ!

これで第1蓮池で3か所です。

長い間よく生き延びてくれました。

それぞれの場所でほんの少ししか生えていませんから、まだまだ油断はできませんが、

しっかり見守っていきたいと思います。


 


第2蓮池にはハシブトガラスがよくやって来ます。

このカラス、8月に巣立った子ガラスたちの親ではないかとにらんでいるのです。


よく子供にごはんをねだられていたお母さんと違いますか?


近くには、必ずもう一羽カラスがいます。


こっちはお父さんのような気がするのです。


カラスのつがいは、一生同じ相手であることが多いそうです。

以前ご紹介した「カラスの教科書」の著者である松原氏は、繁殖期だけではなく一年中べったりいると

言っています。

もしこのカラスたちが夫婦だとすれば、また春に蓮池で赤ちゃんが生まれる可能性もあり?


素人の観察で、とんだ見当違いかもしれませんが、

いろいろな意味で来年も楽しめそうな蓮池です。

 


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