マツバギク、ニワゼキショウの色々、ミドリガメ

 

梅雨入りが早まる可能性ありという予報が出ていましたね。

雨が降ると草の伸びが早く、手入れも大変なんですが、

緑がどんどん濃くなっていく蓮池の風景が楽しみでもあります。

 

第1広場の石垣ではマツバギクが満開です(^^♪

 

同じボランティア員のKさんが手入れをしてくださっています。

開花時期が長く、夏頃まで楽しめますよ!

 

 

公園には、スイカズラが美しく咲いていました。

 

蜜が甘くて、香りが良いです。

 

そして、ドクダミ。

 

純白の花が続きます。

 

先週に予測した通り、ヒメジョオンが開花し始めました。

 

真っ白できれいです。

春から先に咲いていたハルジオンとヒメジョオンを比べてみてください。

うちの子供が言うには中学の教科書に違いが載っていたとか。

実際の花で見分け方を教えたら、ちらっと尊敬の眼差し。

ハルジオンは先に花が終わりますので、両方咲くのは短い期間です。

第2蓮池のフェンス近くの小道で咲いています。

 

続いて、うす紫色のニワゼキショウ。

北アメリカ原産です。

 

うす青い色が差すオオニワゼキショウとの混生はなかなかの可愛さ↓

 

 

このオオニワゼキショウが増えすぎてツルボが減ってしまったため、

去年から間引くようにしてきましたら、今年は白色のニワゼキショウが一面に増えてしまいました😢

 

白い点のように写っているのが、すべて白色ニワゼキショウです。

野の花を管理するのは難しいです。

でもこのような失敗を経験していかないと、野の花の性質がつかめないのです。

いずれにしても、少しずつ日本在来の野の花をメインにしていく方向でいます。

 

 

第2広場の片隅で鎌を振り下ろしながら草抜きをしてたら、

ミシシッピアカミミガメの赤ちゃんを掘り起こしてしまいました。

 

最初は裏返しになっていたので死んでいるのか?と思い、表に返してしばらく様子を

見ていたら、頭が出てきました。

 

こんなに小さくても危機意識はばっちり。

少し離れてカメに背を向けると歩きはじめ、振り返ると歩みを止めていました。

だるまさんがころんだ遊びをしている気分でした。

その内に草むらの良い位置に無事に収まりました😊

 

翌日に見たら同じところにいて、少し沈んでいました。

 

ミシシッピアカミミガメの赤ちゃんは通称ミドリガメといって、

昔は縁日などでカメすくいがあったり、いろんな場所で売られていましたよね。

何とお菓子の景品になっていたこともあったそうです!

空箱100円分を送ると、抽選で毎週3000人に当たる、、、。

うっ、うそでしょう。

この時のミドリガメは違う種類でコロンビアクジャクガメの幼体だったそうですが、

ミドリガメのブームを引き起こし、ミシシッピアカミミガメの大量輸入に

つながったそうです。

結局は池などの水場に捨てられることも多く、

その場所に生息していた生物をおびやかす存在として、

経費と時間をかけながら各地で駆除しているという、、、。

 

今話題のアミメニシキヘビでも考えさせられましたが、

海外の生物の輸入に関しては、慎重に規制をかけてほしいものです。

動物たちが可哀相です。

 

小さな小さなシッポと手足。

この赤ちゃんを駆除することなんて私にはできません😢

 

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