ヨシ原に集まる鳥、イモカタバミ、ふきのとう

 

暖かい日が続いています。

河津桜も色づきはじめ、春はすぐそこまで来ていますが、

私はまだこの枯れたヨシ原が名残惜しいのです。

 

(虫取り網はどなたかの忘れもの)

 

ヨシ原には様々な鳥たちがやってきます。

常連さんはスズメたち。

 

逃げ足が早いです。

そーっと覗きにいっても、すぐに気付かれ、飛び立ってしまいます。

またすぐに戻ってきますけれどね。

 

ウグイスもやってきます。

写真:YF

なんて可愛らしい。

写真:YF

どんな声で鳴いたのでしょう?

蓮池に集うカメラマンに画像を譲って頂きました!

 

他にもアオジ、ジョウビタキ、ツグミなどなど、、、。

冬の間の生きものの隠れ場所を少しでも残したくて、

業者さんによるヨシ刈りをぎりぎりまで伸ばしてもらっています。

2月末から3月始めにはヨシ刈りが行われる予定ですので、

あと2週間ばかりですが、枯れたヨシの風景や、小鳥たちの観察をお楽しみくださいませ。

 

 

今週は第2蓮池のベンチ裏あたりを作業していました。

ここには以前は何もなくて、春になると南アメリカ原産のイモカタバミが

花を咲かせるくらいでした。

イモカタバミはこのようなお花です↓

 

こんなに土壌の悪い場所でも華やかに咲いてくれていたのですが、

かなり広範囲に広がってきていまして、せっかく植えた山野草の周りにもはびこっていましたので、

申し訳ないけれど、抜かせていただきますね。

 

ところが、そう簡単な話ではなかった、、、。

ご覧ください。

 

塊茎(かいけい)と呼ばれる極小のイモのようなものから芽を出しています。

新芽をひっぱると途中でプチっと切れてしまうので、鎌で土を起こしてから、

そっと塊茎ごと抜く作業に没頭したのでした。

この塊茎、まだ土の中にゴロゴロありました。

これらすべてから芽を出すのかしら、、、。

途中、ネジバナの新芽が見つかるので、傷つけないように気を付けます。

 

命の選別。

いつもチクチク心を痛めながらやっています。

 

所変わりまして、第2蓮池のはじっこではふきのとうが出ています!

 

ふきのとうは、ふき味噌にするとおいしいですよね。

でも採ったりはしませんよ!

これから増やしていきたいのです。

去年、ボランティア仲間のSさんのお庭から分けていただいたものが、

少しずつ広がってきています。

水辺にフキ。これが合うのです。

小さな場所ですが、新たな風景が生まれるかもしれません。

 

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