シンテッポウユリ、キンミズヒキ、ミズヒキ、コミカンソウ

 

寒いですね~。

先週の台風、そして大雨と、思うように動けない日々が続いています。


 

街のあちこちでシンテッポウユリが開花中です😊


線路脇や、駐車場のはじなど、変な場所に咲いていることも多い不思議な花です。

蓮池でもこんなにきゅうくつな場所に。

 

シンテッポウユリは、日本の南西諸島原産のテッポウユリと台湾原産のタカサゴユリを人工交配した園芸種です。

それが方々に野生化していると見られています。

そのシンテッポウユリも、更に親のテッポウユリやタカサゴユリとの交配が繰り返されており

(戻し交配と言います。)、たくさんの品種が誕生しています。

一体、どの品種が野生化しているのでしょうか。

それぞれの自然交雑はあるのか、ないのか?

だんだん頭がこんがらがってきました。


第2蓮池の水飲み場付近では、キンミズヒキが咲きはじめました。

 

この花はくっつき虫(果実がひっつきやすい形態をしている)なので、

どんどん増えて、間引いているほどなんですよ。

さわやかな色合いで、雰囲気が明るくなります。


続いてミズヒキ。

 

これも我が家の庭からの移植組。

ツブツブの花がまばらなので、かなり地味な装いですが、

華道や茶道の世界では好まれている花です。

 

 

第2蓮池のはじっこでは、新林公園から分けて頂いたミソハギが一段と華やかに。



盆花として知られるミソハギ、まさにお盆の時期にきれいに咲くのですね。


続きましてコミカンソウ。

 

蓮池一帯にはコミカンソウがたくさん生えています。

というか、可愛いので抜かなかったため、どんどん増えてきたという状態です。

やけに背が高くなっているのもあり、不思議に思い、調べてみましたら、

なんと、アフリカ原産のナガエコミカンソウという外来種も混在していました😢

知らなかったです、、、。

ちょうど両サイドのナガエコミカンソウに挟まれたコミカンソウが哀れです。

 

その内、ナガエコミカンソウに負けてしまうでしょうね。

こんなふうに在来種が居場所を失っていく過程を目の当たりにしました。納得。

でも、気付いた人間がいればもうだいじょうぶ。

早速、外来種は抜いていくことにします。

ちょうど果実を付けていたコミカンソウがありました。

これが本当に可愛いのです。

 

何度かアップに挑戦したけど、どうしてもぼけてしまう!

ボランティア仲間は、子どもの頃、この実をおままごとに使ったそうですよ。

そうか、ごはんにもなるし、スープの実にもなりますね。

素敵なおはなし。

この先、もっと実が赤く色づいていきますのでお楽しみに!

 


<虫のお勉強コーナー>

第1広場の桜の下を手入れしていましたら、こそこそ動くものを発見。

私が視線を送ろうとすると木の裏に回ってしまいます。

何度かぐるぐる追いかけっこを繰り返し、疲れたのか、やっと止まってくれました。

この虫です。

 

このおもちゃ感、すごくないですか?

木の色とお揃いです。

 

「カメムシ、桜」とネット検索しましたら出ました!

キマダラカメムシの幼虫らしいですよ。


近くにもう一匹いました。

黒い靴下も履いています。可愛いでしょう。

 

成体はちょっとがっかりな姿に変身いたします。

(あくまでも私個人の感想です、、、。)

 

 

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