蓮池では、サクラの葉がだいぶ散ってしまいましたが、
公園のカツラ、ケヤキが色づいてきています。
公園内にはケヤキが2本あって、かなりの落ち葉が出ます。
今年も子供たちが落ち葉遊びができるように、ある程度は積もらせたままにしておくつもりです。
その新しい落ち葉を山積みにするスペースを確保するために、前年度の腐葉土を公園内で使い切っておきます。
こんな風に盛り土して、芝生が這いやすいようにしています。
毎度のことながら、腐葉土の中には大量のミミズがぴちぴち跳ねていました。
でもいつのまにか一匹も見当たらない。
どのくらいのスピードでもぐっていくのか?
いつも不思議に思っていました。
よし、今回は観察してみようと思い、あるミミズに焦点をしぼり、行動を見ていましたら、
動きかたが何とも、、、。
ぞわぞわ~、観察は断念いたしました。
それほど素早くもぐっているわけではないことは分かりました。
さて、すべての腐葉土を撒き終わり、新しい落ち葉を迎え入れる準備はOK。
残念に思うのは、腐葉土の中に大量のプラごみが出ることなんです。
毎日のようにボランティア仲間がごみ拾いをしているのですが、
これらは拾いきれずに落ち葉に混じってしまったゴミです。
少なく見えますが、軽く300~400個以上はあると思います。
キャンディの包みをびりっと開けた後の小さいほうのカケラが厄介😢
腐葉土の中から、いちいちつまみ上げるのは大変です。
おそらく親御さんは子供たちがこんなにゴミを出していることはご存じないと思います。
自分の家や友達の家でおやつを食べれば、外へ持って出る必要がないと思うのです。
このゴミが風で隣の池に飛んでいって、生き物たちが誤って飲んでしまうこともあることに
思いを寄せてほしいと思います。
公園では、微かなガス臭が、、、。
ハマヒサカキが咲き始めたのです!
この匂い、やっぱり独特。
嗅いだことがないかたは、ぜひぜひ。
まだ開いている花は少ないのですが、
ミツバチらしい虫が、ぶんぶん音を鳴らして飛び回っています。
見えますでしょうか?
ハマヒサカキの花は、葉の下でうつむいて咲くので、ミツバチもすぐにもぐってしまいます。
他にも小さな虫がたくさん来ていますのでにぎやかですよ。
ヒイラギモクセイも咲いていました。
純白で品のある花です。
とても良い香りがしていたのですが、残念ながら、もう薄らいでしまっています。
花の命は短いです。
ミゾソバの花も色あせてきました。
あんなに来ていた虫たちも、いつのまにかほとんど見かけなくなりました。
その代わり、毎日にようにスズメがやってきて、落ちた実をついばんでいきます。
植物の熟し具合は動物たちのほうがずっと詳しいのです。
第1蓮池の岸辺では、タコノアシをもう2カ所見つけました!
1カ所目。
2か所目
小さかったのですが、全体が紅葉していたので発見できました。
冬の間は地上部が消えるのか? 春はどうなるのか?
タコノアシの生育については全くわからないので、これからの観察が楽しみです!
【今週の虫のお勉強コーナー】
夏にご紹介したおもちゃのようなキマダラカメムシの幼虫。
これが成虫になるとこうなる
↓↓↓
かなりの変身、、、。
腐葉土の中にいました。
成虫で越冬するそうです。
大きなイトトンボも目にするようになりました。
恐らく、去年もお勉強したオオアオイトトンボだと思うのですが。
色合いのきれいなトンボです。
虫もどんどん少なくなってきました。
冬越しする虫もたくさんいるそうですから、枯れ草や木の幹などを探してみるのも
楽しそうですよ(^^♪
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