クリスマスイブは遠藤地区に出掛けました。
里山の風景が大好きなので、遠藤地区はずっと憧れの場所でした。
でも、近いといつでも行ける、、、と後回しにすること十数年。
ようやく行くことが出来て、すっきりとした気分です。
遠藤地区に行くには、小田急線の湘南台駅西口から慶応大学行き(23、24系統)のバスに乗り、慶応大学で下車します。
ちょうどバス2台分が連結している長い長い急行バスが来ていたので、乗りこみました。
カーマニアの息子はすぐにベンツ製であることを発見。
バスの運転手さんのお手並みを拝見しながら、慶応大学に到着し5~6分歩き、
まずは「農家レストランいぶき」へお邪魔しました。
農家レストランってご存知でしょうか?
国家戦略特区の「地域農畜産物利用促進事業」を活用したレストランのことです。
漢字多し!
ネルコネコ的に簡単に説明すると、本来、農地でお店を開くことは出来ないことになっているのですが、
特例として認められたレストランのことなんです。
いわゆる経済成長のための規制緩和の一環です。
認定されるためには、条件がいろいろあるようです。
その中に地元の食材が5割以上使用されることとありますので、
地産地消を訴えている私にとっては素晴らしいことだと思いましたが、
安部内閣の国家戦略の一つなのね、、、。と思うと思考が止まってしまいます(@_@;)
関東では初の農家レストランとなります。
農家レストランいぶきさんは、1,680円食べ放題。産みたて卵やら、新鮮な野菜、
自家製の発酵調味料を使ったお料理の数々、なかなか楽しめました。
大食いなので、十分元は取れましたよ(^^♪
5月にオープンしたばかりとあって、伸びしろが感じられる清潔感のあるお店でした。
周囲に植えられている樹木もまだ若く、これからもっと素敵な風景になるのではないでしょうか。
腹ごしらえのあと、ぶらぶら歩きながら向かったのは、竹林です。
鎌倉の竹林よりもすごいんですよ。ほら、この通り!
画像は藤沢市観光協会より拝借。
竹林は「竹炭の会」という保存会が管理しています。
竹の伐採から竹炭の製品作り、土壌の管理、ほとんどを竹炭の会の方々で行っています。
熱心に勉強されてきた結果、非常に高品質の竹炭が出来ているそうですよ(^^♪
ところが、準備も含めて19年間やってきた活動も会長の冨田氏がご高齢になってきていることもあり、
この先の活動が難しくなっている状況だそうです。
毎年行われている竹炭祭が、2019年4月14日(日)にあります。
もしかしたら、最後になるかもしれないお祭り、ぜひお邪魔したいと思っています。
一人でも多くの方に来ていただきたいです!!
この素晴らしい保存会の活動を目におさめ、後を継ぐ方が現れることを
心よりお祈りしたいと思います。
さて、竹林を下ると、藤沢三大谷戸の一つである、笹窪谷戸(ささくぼやと)があります。
そのあたり、昔は集落があったそうですが、関東大震災で全戸が倒壊してしまい、
村の方々は高台に移住されたとのこと。幸い、犠牲者は一人も出なかったそうです。
地域の方々が管理されていらっしゃるようですが、手を加え過ぎずに、里山の雰囲気がよく残されています。
まるで村の風景が映りだすかのよう。ここ藤沢だよねえ?とつぶやきました。
遠藤、すごいです!
春になったら、自転車で出かけて、野の花を見に行こうと思っています。
山野草が植えられているという「藤沢えびね・やまゆり園」もぜひ行きたいです。
竹炭祭のこと、ぜひぜひ頭の片隅において、忘れないでくださいね。
主に週末に活動されているそうですので、お邪魔して作業を見させていただいてもよいかと思います。