蓮池の風景
-水辺に集まる生きものたち-
◇ひとこと
野の花好きが幸いし、はす池に咲く草花の手入れをお手伝いさせていただくようになりました。
野原が減り、自然の草花に触れる機会がなくなってしまった昨今、次世代の子供たちのためにも、
野の花の魅力を伝えていきたいと、日々充実感を持って活動しています。
雑草とも呼ばれる自然の草花は、非常に生命力が強く、意図的に残せば、次の年にはあっという間に
勢力図が変わり、残したことを後悔することもしばしばあります。
住宅街のため、あまりぼうぼうと生やせない事情もあり、大型のものや、
人の手に負えない強力のものは抜いていますが、
基本的には、鳥や風が落とした種から自然発生したものを間引き、
芝生内は背の低いものだけを残していきます。
根から抜いた草は、山にして積んでいき、数ケ月かけて土に戻してから撒いています。
◇草花の並べ方
春~初夏、夏から秋の2シーズンに分けてあり、それぞれ分類(科・属)のアイウエオ順に並んでいます。
◇わかりにくい言葉
1年草:種子から発芽して枯れるまでが1年以内であるもの。
越年草:秋に発芽し、越冬し、翌年夏までに枯れるもの。(冬型1年草ともいう)
2年草:1年以上経てから開花結実して、2年以内に枯れるもの
多年草:結実後も枯れずに何年も生存するもの
帰化植物:人間の活動により、外国、または他地域から侵入し、野生化した植物。